急に寒くなる時期は、特に中高年の方にとって体調を崩しやすい時期です。以下に、中高年の方が気をつけるべきことを纏めました。
健康面で気をつけること
- 温度差に注意する: 室内外や、冷暖房の使いすぎによる急激な温度差は、自律神経を乱し、体調を崩す原因になります。特に、首や足元は冷えやすいので、暖かくして過ごしましょう。
- こまめな水分補給: 寒くなると喉が渇きにくくなり、気づかないうちに体が乾燥してしまいます。水分不足は、血行不良や免疫力の低下につながるため、こまめな水分補給を心がけましょう。
- バランスの取れた食事: 寒くなると温かいものが食べたくなりますが、偏食になりがちです。ビタミンやミネラルが豊富な野菜や果物を積極的に摂り、免疫力を高めましょう。
- 十分な睡眠: 睡眠不足は、免疫力を低下させ、風邪をひきやすくなります。質の良い睡眠を心がけましょう。
- 適度な運動: 運動不足は、基礎代謝を低下させ、冷え性を招きます。無理のない範囲で、毎日少しずつ体を動かすようにしましょう。
- 早めの受診: 体調がすぐれないと感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。
自律神経が乱れることで、身体的・精神的に不都合が生じて生活のリズムが変化してしまいます。
身体的な症状
- 睡眠の質低下: 不眠、夜中に何度も目が覚める、熟睡できない
- 疲労感: 慢性的なだるさ、疲れやすい、休息しても回復しない。
- 消化器症状: 食欲不振、便秘、下痢、お腹の張り。
- 循環器症状: 動悸、息切れ、めまい、高血圧、低血圧。
- その他: 頭痛、肩こり、冷え性、ほてり、発汗、手足の痺れ。
精神的な症状
- イライラ感: 感情の起伏が激しくなる、ちょっとしたことで怒りやすい。
- 不安感: 不安や心配事が増える、将来に対して不安を感じる。
- 集中力の低下: 仕事や勉強に集中できない、ミスが増える。
- 抑うつ状態: 気分が落ち込む、何もやる気が起きない。
精神的にも身体的にも幸せな時間を過ごしたいですよね。
急に寒くなってきましたが気持ちや心は温かくありたいです!
特に注意したい病気 感染症
- インフルエンザ: 秋から冬にかけて流行する感染症です。予防接種を早めに受けることが大切です。早いうちから予防注射を打っておけば良いでしょう!概ね4、000円から5、000円くらいで重度化を防止できます。
- 肺炎: 高齢者は肺炎にかかりやすく、重症化しやすい傾向があります。肺炎球菌ワクチン接種も検討しましょう。
- 心疾患: 寒さは心臓に負担をかけるため、心疾患のある人は特に注意が必要です。ヒートショックで亡くなる人もいます。良くあるのがお風呂に入ってなくなる方、酸いところから急に暖かいお湯につかると血圧が急激に変化して、心臓に負担がかかり脳への血流が低下、意識を失い心肺停止へ、特に浴槽内だとおぼれてしまうこともあります。高血圧・心臓病・糖尿病の方は特に注意して対策しましょう。
まとめ
急に寒くなる時期は、体調管理が難しい時期です。日頃から健康に気を配り、無理のない範囲で生活を送ることが大切です。
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