介護認定調査を受けるときの心得 ①数値化
認定調査員を行ってきた体験談として、調査の心得をお伝えしたいと思う。
どうしても気持ちの部分を色々伝えたいと思ってしまうけれども実際は
具体的に”介護の大変さ =手間”を数値にする。という作業が必要です。
調査内容は
- 視力、聴力、認識力、記憶力
- 入浴動作〜着替え
- 排泄
- 食事〜服薬
- 外出〜買い物
- 睡眠〜認知
上記に分けられる。調査員に伝える際には、回数とそれにかかる時間を伝えると話がスムーズ。
例えば、
外出の頻度は週に3回。30分以上の外出を行います。
それぞれの目的は、買い物に週に2回。散歩週に1回です。
また月に1回の頻度で通院と2月に1回は散髪に出かけています。
上記のように具体的な数値で伝えることで調査員が記録し、報告したときに報告者もどれくらい大変かがよく分かるようになります。
認定調査を受けるときの心得 ②認知、見識力の低下は超具体的な事例を
家族が調査に立ち会う場合、本人の認知力や見識力の低下で困っていることがある場合には
①ここ1〜3ヶ月以内での本人の困った行動をすべて記録して伝えましょう。
②本人が認知見識力が低下して行動を取った結果、家族がどういうことをしなければならないか ”介助の手間”を正しく数字で伝えてください。
例えば、本人がガスコンロをつけっぱなしで鍋を焦がしてしまった場合、家族はIHコンロに交換したがやけどの危険がある為コンロを使っているときは常時介助者が声掛け、見守りが必要など
認定調査を受けるときの心得 ③ありのままを正しく伝える。
上記を理解した上で正しくありのままを伝えましょう!
将来どういうサービスを使いたいかなど将来の不安なども含めて伝えてみてください。
認定調査を行う人は相談員であることが多いです、困っていることを相談されることが本来の仕事なのでせっかくの機会ですし伝えてみてください。きちんと個人情報は保護されていますのでご安心を!
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