介護認定調査では
調査員から様々な質問を受けます。これらの質問は、あなたの日常生活における自立度や、介護が必要な範囲を正確に把握するために行われます。
とはいえどういう結果になるのかわからない。。結果について不安だからこう答えてはいけない、など不安になる事があると思います。
当然の考え方で、そもそも介護認定調査を受ける目的は、介護サービスを利用するためになります。
介護認定を受けるメリット
介護サービスを公的に利用できるとプロの支援を低価格で受けられる安心と経済的なメリットがかなり大きいから不安になるのは当然の事と言えます。
また認定調査時本人が「全部できます!」なんて答えてしまったら。。サービスなんて受けられないんじゃないか?とハラハラドキドキでしょう
調査員の事情
調査員は60以上の調査項目に対して多角的に物事を見ています。
これだけの項目を更に細分化して質問しているので内容はすべて覚えていても、なかなか聞きたい質問の話にもっていくことが難しい。。というのが調査員の本音です。
できれば質問させてもらいたい。というのが調査員の本音です
介護で辛いという話を延々とされるパターンが多く、調査員もさすがに疲れてしまいます。
効果的な認定調査、質問項目への答え方
例えば、質問の意図と、どう答えたら良いかについて、具体的な例を交えてご説明します。
質問の例 | 質問の意図 | どのように答えるべきか 「はい」「いいえ」だけでなく、具体的にどのような状況なのかを説明することが大切です。 |
「一人で食事をすることができますか?」 | 食事の準備から片付けまで、どれだけ自立して行えるかを確認します。 | 「はい、一人で食事の準備から片付けまでできます。」「食事の用意は一人でできますが、片付けは少し手伝ってもらっています。」など、具体的な状況を伝えましょう。 |
ちなみに調査員は上記のように行為に対して、動作の分解評価が頭に入っているので、各質問項目を一つ一つの動作に分解して、どこまでできているか、どこからができていないか、必ず確認していきます。
ちなみに私も調査員としてもう数年調査を行って200名以上の調査を行ってきましたが、
いまだに調査結果が出来ていない!と怒られること、提出しなおし!が結構あります。
二重チェックされている
つまり調査結果のチェックが行われている為、本人ができると言ってしまっても心配しないこと!質問に対して正直に答えることで早く正確に調査が終わるので時間効率を考えて調査は聞かれた事を正直に!という事が最大の成果物です。
誠実に正確に
なお仮に調査結果が自分たちが考えていたものと違う結果になっても、不服申し立てや再調査を行う権利があるので本当に正直に答えれば良いだけです。
調査で皆さんとできることを楽しみにしています。
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