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介護保険制度の問題点

介護認定

介護人材が不足している

首都圏の求人情報を見ていても介護職の求人は多数ある

不足の原因は給与が他の職種に比べて安いからなどあるようだが

なかなか介護職で高額な給与を取得するのは難しいそうだ

以下理由を見ていこう

①利用者1人当たりの報酬上限

つまりどんな方にケアを行なっても基本は一律の報酬となってしまう

利用者さんには色々な方がいて難しい方や気さくな方、手が掛かる方やそんならに手が掛からない方と色々だ

1人当たりの報酬が決まっている以上、介護従事者が多く稼ぐには、対応できる人を増やすか、単価を上げるかのどちらか、もしくは両方だ

ここに関しては法律で価格設定や回数の上限設定があるので人件費に回す報酬を確保することが難しい

②マーケティング

通常コンビニでも建設会社でも売上を作る要素は2つ 

単価 ✖️ 客数

介護事業の場合 単価が決まっているので

経費を抑えて利益を出す事が人件費を上げるためにやらなければいけない事は

どれだけ経費を割いて利用者の満足度を上げる取り組みができるかどうかだ

③経費の抑え方

そこで登場するのが経費を節減策。

必要なもの以外にお金と時間を掛けない

例えば 

家賃 光熱費 移動時間 

これらを最小限にしなければなかなか人件費を上げることは出来ない

課題:必要か不必要かの判断について

当人にとって必要なモノや時間でも周りから不要と判断されたり

生産性向上のために本人は価値観を事業者側へ合わせなければならない 保険給付である以上基準は必要であるが”売上の概念”がせめて事業者側には必要でしょうが、利益を上げることは×というイメージを持っている職員が多い。

また利用者の自己選択に依存し費用対効果を比較対象で検討できていないと感じている

利用者への説明

介護サービスが生産性の向上を求めているということがなかなか利用者には伝わらない

その為利用者と制度設計の狭間で事業者や労働者が皺寄せを受けて

結果ストレスで仕事を辞める

ということになる

これから介護人材を誰が目指していくか心配している

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