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介護認定の受け方 家族が認知症状を正しく調査員へ伝える方法

介護認定

認知症を抱える家族のストレス

認知症状のある本人を介護する家族にストレスがかかります。

理由は、認知症ケアの方法”本人を否定しない”、否定しない対応を続けていると介助者自身が自分の気持ちと行動にギャップが出てくるのでそれが主なストレッサーとなります。

どうすれば良いか

①診察を受け、治療を行う。

  • 認知症といってもいくつかの種類に分けれますので治療方法もことなります。場合によっては手術で改善するケースもあり、悩む前に原因を特定することが解決での近道となります。

②介護認定を受け、介護保険サービスを利用する

  • 徘徊がある場合には、福祉用具貸与を利用し、センサーなどを利用できます。(通知してくれる)
  • 家族もずっといっしょにいると疲れてしまうこともあります。距離感を保つためにもデイサービスを利用することも一つでしょう。

具体的な相談先

・市役所の介護課 

・主治医(いれば) 

・地域包括支援センター(お住まいの地域) 

認知症の受診

実際には難しいと思います”認知症?そんな事ない”、など現状を受け止めないで先送りしても何も良いことがないです。

仮に受診結果に問題なければ今後も気をつけて生活すれば良いですし、なにか別の原因があるかもしれません。

一方受診の結果”認知症”ということになればその対応を具体的に検討する必要があります。

受診を化薬しておけばよかったということを聞くことはありますが、受診して失敗した。という意見は聞いたことがないので是非受診をお勧めします。

介護認定申請をして調査を受ける際、注意点

介護認定を受ける際に調査員から認知症について聞かれますがその際には必ず物忘れが原因で困った具体的な事例を伝えてください。

・介助者の気持ちを”辛い”、”大変”と伝えても客観的な判断が難しいことが原因です。厳しい言い方をすると同じ状況において辛いと感じる人もいればそう感じない人もいるため判断できません。

困りごとは事実を具体的に伝える。

・例えば、

<事実>実際に物忘れにより鍋を焦がしてしまった。

<具体的>鍋を焦がす頻度は毎日料理を2回行う中で週に4回が直近で起きたこと。(数値化)

上記のように起こった事実を伝えてデータに客観性を持たせることが正しく相手に伝えるためには重要です。

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