【現場の叫び】介護認定調査員が本音で語る「その自慢、本当に時間の無駄です」NG行動TOP3

こんにちは、ブログ管理人の「さいたま猫」です。 今回は、いつも以上に筆圧強めでお届けします。なぜなら、介護認定調査の現場で、毎日毎日繰り返される**「判定には1ミリも関係ない不毛な時間」**に、全国の調査員が心の中で悲鳴を上げているからです。
私たちは遊びに行っているわけではありません。限られた時間の中で、正しいサービスに繋げるための「仕事」をしに行っています。
調査を円滑に進め、本来の目的を果たすために、「これだけはやめてほしい」という本音全開のNG行動TOP3をまとめました。
第3位:判定に関係ない「お金持ち自慢・昔の栄光話」
これ、本当に「うんざり」の筆頭です。「昔は大きな会社を経営していた」「数千万の契約をいくつも取った」「外車を乗り回して、今でもこれだけの資産がある……」。
- 調査員の本音: 「すごいですね。……で、それが何か? その話、介護の手間と何の関係があるんですか?」
- なぜダメなのか: 介護認定は「どれだけ身体や脳が不自由で、誰かの手助けが必要か」を測るものです。通帳の残高がいくらあっても、着替えや排泄の介助時間は変わりません。
- 弊害: 自慢話で30分消費されれば、本来聞くべき「夜間の不穏」や「認知症の周辺症状」を確認する時間が削られます。調査員はあなたの自伝を書きに来たライターではありません。 貴重な税金を使って動いている「仕事」の邪魔をしないでいただきたい。これが本音です。
第2位:本人の「見栄」に拍車をかける「家族の自慢話」
本人が自慢するのは、ある意味「病状(認知機能の低下)」の一部として許容できます。しかし、ご家族まで一緒になって「うちは立派な家系で」「主人はずっと尊敬されていて」と自慢を重ねるのは、もはや調査妨害に近いです。
- 調査員の本音: 「家族なら、本人の『できない現実』を直視して報告してください。一緒に夢を見てどうするんですか。」
- なぜダメなのか: 家族が同調して自慢を始めると、本人はますます「自分は完璧だ」と過信します。結果、調査員の問いかけに「そんなの楽勝だ」「必要ない」と虚偽の回答を繰り返し、実態よりも軽い判定(非該当など)が出てしまいます。
- 弊害: 後から「判定が軽すぎる!不服申し立てだ!」と騒ぐケースに限って、調査時に家族が自慢話を繰り広げていた……というのは、現場では「あるある」の悲劇です。
第1位:お茶菓子や過剰な「おもてなし・接待」
「遠くからご苦労様」と、立派なメロンや高級和菓子を用意してくださるご家庭。お気持ちはわかりますが、これ、実は一番困ります。
- 調査員の本音: 「お茶を飲む暇があったら、一本でも多く聞き取りをしたいんです。もてなされている時間は、完全に『無駄な待ち時間』です。」
- なぜダメなのか: 私たちは公的な立場として動いています。原則として飲食の接待は受けられません。「どうぞ」「いえいえ」という、日本特有の遠慮のラリーほど時間の無駄なものはありません。
- 弊害: お茶を淹れるためにご家族が席を立つと、一番聞きたい「本人の前では言えない困りごと」を話すチャンスが消えます。接待に全力を出すなら、その熱量を「日々の介護の記録」をまとめることに向けてください。
【筆者の提言】調査方法は「自己記述式」に変えるべきではないか?
日々、こうした「自慢話による時間の浪費」に直面していると、現在の調査手法そのものに限界を感じます。そこで、私は**「認定調査の抜本的なルール変更」**を提案したいと思っています。
現状、調査員がゼロからすべてを聞き取るスタイルだから、話が脱線するのです。
1. 「自己記述式」を基本にする
まず、ご家族(またはケアマネジャー)が、事前に「何ができて、何ができないか」を**書面で回答する「自己記述式」**を導入すべきです。
2. 調査員は「補足・確認」に徹する
調査員は、その書面を読んだ上で、本人の動作をチェックしたり、書面で不明な点だけをピンポイントで聞き取る。これなら「お金持ち自慢」に割く時間は物理的に排除できます。
現状の「何でもかんでも対面で聞き取る」というアナログなやり方は、人手不足の介護業界において、あまりに非効率です。
まとめ:調査員は「あなたの味方」ですが「友達」ではありません
厳しい言い方をしましたが、調査員が求めているのは、豪華なお菓子でも、立派な経歴でもありません。
「普段の、ありのままの、ボロボロな生活実態」を、隠さず教えてくれること。
これだけです。調査をスムーズに終わらせることは、ご本人にとっても負担が少なく、結果として適切なサービスを受ける近道になります。
次回の調査では、ぜひ自慢話のスイッチをオフにして、**「仕事に集中させてくれる環境」**を整えていただければ幸いです。


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