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親の心配よりも「自分」の心配?50代・60代の親を持つ世代が今すぐ始めるべき「身寄りのない老後」への備え

健康

こんにちは、さいたま猫です。私は普段、社会福祉士として福祉の現場で相談に乗り、また宅建士として住まいの課題に向き合っています。

最近、メディアでも「身寄りのない高齢者」の過酷な現実が取り上げられることが増えました。50代、60代の親を持つ世代の皆さんは、「親が倒れたらどうしよう」「親の死後はどうなるのか」と、親のことで頭がいっぱいかもしれません。

しかし、現場にいる私からあえて言わせていただきたい。本当に重要なのは、親の心配以上に、自分自身が将来「身寄りのない人」になった時、どう生き抜くかという視点を持つことではないでしょうか。

1. 「身寄りのない老後」は他人事ではない

現在、一人暮らしの高齢者は全国で年間5万人以上に上り、誰にも見取られずに亡くなるケースも珍しくありません。2050年には、全世帯の約2割が単身高齢者になると予測されています。

「自分には兄弟がいるから」「子供がいるから大丈夫」と思うかもしれません。しかし、現実は厳しいものです。親族がいても「関わりたくない」と拒否されたり、遠方にいて頼れなかったりするケースが多々あります。また、自分の寂しさを埋めるために子供を道具にしてはいけないという考え方もあり、成人した子供が自分の人生を歩むのは当然のことです。

だからこそ、私たちは「誰もいない」前提で、今から具体的なアクションを起こす必要があります。

2. 今から高めるべき「マネーリテラシー」

独身や身寄りがない人にとって、最後に頼れるのは「お金」です。しかし、ただ貯めるだけでは不十分です。

  1. 金銭管理能力の維持: 認知症などで判断能力が衰えると、自分の財産を自分で使えなくなります。
  2. 成年後見制度の光と影: 判断能力が不十分になった人を支える「成年後見制度」がありますが、中には本人の意思を無視して財産管理が行われたり、親族と引き離されたりする「後見人ガチャ」のようなトラブルも報告されています。
  3. 身元保証サービスの活用: 入院や施設入居時には必ず「保証人」を求められます。これを解決するために民間の「身元保証業者」が増えていますが、中には高額な契約金を払いながら十分なサービスが受けられない悪質なケースもあります。

具体的なアクション: 若いうちから貯蓄や投資を行い、老後資金を確保するのはもちろんですが、「誰に、どうお金を管理してもらうか」の知識(リテラシー)を高めておくことが不可欠です。

3. 「健康」こそが最大の防衛策

どれだけお金があっても、認知症になって意思疎通ができなくなれば、生活の質は一気に低下します。病院で手術が必要になっても、親族の同意が得られないために準備が進まないといったリスクもあります。

具体的なアクション:

  • 認知症予防: 社会との繋がりを持ち続け、脳を活性化させることが重要です。
  • 生活環境の整備: 足腰が弱る前に、ゴミ屋敷化しないような整理整頓の習慣や、住環境の整備(宅建士としてもアドバイスできます!)を考えましょう。
  • スマホの使いこなし: 急な入院時でも、スマホ一つあれば決済や連絡、生存確認が可能です。
  • 「新しい身寄り(繋がり)」を再構築する

血縁にこだわりすぎるのは、現代ではリスクかもしれません。

  • 信頼できる友人とのネットワーク: 鍵を預け合える、あるいは定期的に連絡を取り合う友人の存在は、急な体調不良時のセーフティネットになります。
  • 専門職との早期連携: 地域包括支援センターや、信頼できる福祉・不動産の専門職と繋がっておくことで、制度の隙間に落ちるのを防ぐことができます。

さいたま猫からのメッセージ

「なるようになる」という考えは、時に周囲(大家さんや行政、施設)に多大な負担をかけることになります。

まずは、自身のエンディングノートを書き始めることから始めてみませんか? 自分がどう生きたいか、死後どうしてほしいかを明確にすることは、今の生活をより良くすることにも繋がります。

親の世代を反面教師にするのではなく、彼らが直面している「制度の隙間」や「孤独の現実」を自分たちの未来の課題として捉え、マネーリテラシー向上、健康維持、そして新しい人間関係の構築に今すぐ着手しましょう。

あなたの将来を守れるのは、今のあなたの行動だけです。

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さいたま猫(社会福祉士・宅建士) 福祉と住まいの両面から、おひとり様の安心な老後をサポートしています。 URL: https://saitama-neko.com/

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