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「介護認定調査は『取調室』じゃない!あなたの『SOS』を聞かせてください」

介護認定調査の受け方

介護認定調査が不安なあなたへ~ありのままを話すことが安心への第一歩~

「いよいよ介護認定調査が始まる…でも、何を聞かれるんだろう?」「普段の介護のことで、何か良くないように思われたらどうしよう…」

初めて介護認定調査を受ける方や、そのご家族の皆様は、きっと様々な不安を感じていらっしゃることと思います。特に、日々の介護の中で「これで本当に良いのだろうか?」と悩むことや、人に話しにくい状況を抱えている方もいるかもしれません。

今回のブログでは、そんな不安を少しでも和らげ、安心して調査に臨めるよう、介護認定調査の心構えと大切なポイントをお伝えします。

なぜ不安になる?初めての介護認定調査

介護認定調査は、ご本人の介護度を判定するために、生活の様々な場面について調査員の方が質問をするものです。初めて経験する方は、どんなことを聞かれるのか、どのように答えれば良いのか分からず、不安を感じるのは当然のことです。

特に、以下のような点が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

  • 普段の介助方法について聞かれることへの不安: 今行っている介助が本当に適切なのかどうか自信がない。もし不適切だと判断されたらどうなるのだろう?
  • 生活状況を正直に話すことへの抵抗: 例えば、ご本人がお風呂に入るのを嫌がることや、トイレの失敗が頻繁にあること。また、介助する家族も常に完璧に対応できず、部屋が片付いていない状況などを話すと、「ネグレクト」とみなされてしまうのではないかという心配。

大丈夫!ありのままを話すことが、より良い支援への近道です

結論から申し上げます。介護認定調査では、飾らず、ありのままの状況を正直に伝えることが最も大切です。

もしかすると、「こんなことを話したら、調査員に悪い印象を持たれるのではないか…」と心配になるかもしれません。しかし、ご安心ください。介護認定調査は、ご本人の現状を正確に把握し、必要な介護サービスにつなげるためのものです。

嘘や誇張は矛盾を生み、正確な判定を妨げます

生活の場面について、少しでも良く見せようと話を盛ってしまうと、前後の話のつじつまが合わなくなり、調査員に不自然に思われてしまいます。結果的に、ご本人の状況が正しく伝わらず、適切な介護度判定につながらない可能性があります。

話しにくいことも、支援につながる大切な情報です

ご本人がお風呂に入らない、トイレを汚してしまうといったこと。また、介助する家族もいつも完璧に対応できず、困っていること。これらは決して恥ずかしいことではありません。むしろ、そうした困りごとを正直に話すことで、具体的な支援につながる可能性が開けます。

例えば、入浴を嫌がる原因を探ったり、排泄の失敗を防ぐための福祉用具や介助方法を検討したりすることができます。家族だけで抱え込まず、専門家の力を借りるきっかけとなるのです。

「ネグレクト」と判断されるのは、故意や重過失による阻害行為です

「正直に話すとネグレクトと判断されるのでは?」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。一般的に、介護における虐待と判断されるのは、故意または重大な過失によって、ご本人の日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)の向上を著しく妨げる行為があった場合です。

ご本人のために良かれと思って行っていること、介助したい気持ちはあるけれど時間や気力が足りないといった状況を正直に話すことは、決してネグレクトにはあたりません。むしろ、そうした状況を伝えることで、ご本人だけでなく、ご家族への支援が始まることがあります。

一人で抱え込まないでください

昨今、介護疲れから介助者が被介護者を殺害してしまうという痛ましい事件が後を絶ちません。これは、介護を一人で抱え込んでしまい、誰にも相談できずに追い詰められてしまうことが大きな原因の一つです。

介護認定調査は、ご本人の状況を把握するだけでなく、ご家族の負担や困りごとを知り、必要な支援を提供するための機会でもあります。

ありのままをオープンに話すことは、決して悪い状況を招くものではありません。むしろ、現状を正しく理解してもらうことで、より良い支援へとつながり、ご本人とご家族双方の安心につながります。

介護認定調査に向けて、今できること

特別な準備は必要ありません。普段の介護の状況や、ご本人の様子、困っていることなどを、正直に話せるように心の準備をしておきましょう。

調査員の方には、遠慮せずに、気になることや不安なことを質問してみてください。

介護認定調査は、決して怖いものではありません。ご本人とご家族が安心して生活を送るための第一歩です。ありのままを伝え、必要な支援へと繋げていきましょう。

このブログが、少しでも皆様の不安を解消し、前向きな気持ちで調査に臨むためのお役に立てれば幸いです。

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