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「世話になんかならん!」頑固親父 vs 介護認定調査 ~まさかの当日ハプニング!涙と笑いの奮闘記~

介護認定

皆さん、こんにちは! いつもブログを読んでくださって、本当にありがとうございます!😊

突然ですが、皆さんのご実家の親御さんって、どんなタイプですか? うちの父はですね…絵に描いたような昭和の頑固親父。「まだまだ現役!」「人に頼るなんてまっぴらごめん!」が口癖の、プライド エベレスト級の75歳です(笑)

そんな父が、ここ数年、どうも足元がおぼつかない…。電話口の声もなんだか元気がない時がある…。離れて暮らす私(40代後半、一人娘です)としては、心配で心配で。

「お父さん、そろそろ介護保険の申請、考えてみない…?」

全ての始まりは、この一言でした。まさか、ここからあんな波乱万丈な日々が待っているなんて、この時の私は知る由もなかったのです…!

第一章:開戦! 高すぎるプライド vs 娘の心配

予想通り、父の反応は…

「バカにするな! 俺はまだ若いモンには負けん! 介護なんて必要ない!!」

…ですよねー!🤣 電話口で一喝され、あえなく撃沈。でも、ここで引き下がるわけにはいきません。母も高齢だし、もし父が倒れたら…?

そこから私の「説得大作戦」が始まりました。弟と夜な夜な電話で作戦会議。「お母さんの負担を考えてあげてよ!」「最近、転びそうになってたって聞いたよ?」「一度、話を聞くだけでもさ!」…あらゆる角度からアプローチするも、父のガードは鉄壁。「俺は大丈夫だの一点張り。

もうダメかも…と諦めかけた時、救世主が現れたんです! それは、父が昔から信頼している、かかりつけ医の先生でした。先生から「〇〇さん、最近少し足腰が弱ってきてるみたいだから、念のため、一度専門の方に見てもらうと安心ですよ。介護保険っていうのは、困った時のお守りみたいなもんですから」と優しく諭され…

「…先生がそう言うなら、まぁ、話だけなら聞いてやらんでもない」

…ツンデレか!(笑) と心の中で叫びつつ、ガッツポーズ! 長い戦いの末、ようやく申請への第一歩を踏み出したのでした。(申請書類集めも、本人が協力してくれず、母と二人でてんやわんやだったのは、ここだけの話…💦)

第二章:決戦は調査当日! 父、まさかの豹変?!

そして迎えた、運命の認定調査当日。約束の時間、我が家にやってきたのは、物腰の柔らかそうな女性の調査員さん。私と母は、手に汗握る心境です。

なのに、当の父は…なぜかシャキーン!! 背筋を伸ばし、いつもよりハキハキと喋り、「やぁやぁ、どうもどうも!」と妙に愛想がいい。

(お、お父さん、キャラ変してない…?!😱)

不安は的中。調査員さんの質問が始まると…

調査員さん:「普段、お一人で着替えはできますか?」 父:「おう!朝飯前よ!」(←本当はボタンかけに時間がかかる)

調査員さん:「お買い物はご自身で行かれますか?」 父:「もちろんだ! この足がある限りな!」(←母がいないとほとんど行かない)

調査員さん:「最近、物忘れなどは気になりますか?」 父:「ハッハッハ! まだまだ記憶力は若いモンには負けんわい!」(←今朝の朝ごはん、覚えてる…?)

…ウソばっかり!!! 私と母は、隣で顔面蒼白。必死に目配せするも、父は絶好調(?)で「できる!」「大丈夫!」「問題ない!」を連発。

(やばい、このままじゃ「自立」って判定されちゃう…!!)

焦りが頂点に達したその時、事件は起きました。調査員さんが、少し踏み込んだ質問(普段の生活での困りごとなど)をした瞬間…

「もうええ! しつこい! 信用できんのなら、もう帰ってくれ!!」

父、まさかのちゃぶ台返し。調査員さんも、私も母も、凍りつきました…。

第三章:起死回生! チームお茶の間、反撃開始!

(終わった…orz)と天を仰ぎかけた私。しかし、ここで調査員さんが神対応を見せてくれたんです!

「お父様、驚かせてしまって申し訳ありません。少し休憩しましょうか」と冷静に父をなだめつつ、「お嬢さん、お母様、普段のご様子で、何か気になっていることはありますか?」と、私たちに話を振ってくれたのです。

これぞ、反撃の狼煙!

私:「あの、父は強がっていますが、実は最近、家の中でもよくつまずいていて…先日はお風呂場で転びかけてヒヤッとしました」 母:「そうなんです。薬も、私が声をかけないと飲み忘れることが多くて…」

事前に用意しておいた**「困りごとメモ」**(←これ、本当に作っておいてよかった!!)を見せながら、父のプライドを傷つけないよう言葉を選びつつ、普段の「本当の姿」を必死に伝えました。

調査員さんは、私たちの話を丁寧に聞いてメモを取り、父にも「お父様がお元気なのはよく分かりました。でも、もしもの時に備えておくことも大切ですからね」と優しく語りかけてくれました。

なんとか調査は終了。…終わった瞬間、どっと疲れが。母と二人、顔を見合わせて深いため息をついたのは言うまでもありません。

第四章:結果、そして次なる壁…

ドキドキしながら待つこと約1ヶ月。届いた認定結果は**「要支援2」**。

正直、「もっと重い判定じゃないと、使えるサービスが少ないんじゃ…」という不安もよぎりましたが、まずは第一歩! ここからだ! と気持ちを切り替えました。

すぐに地域包括支援センターに相談し、ケアマネージャーさんが決定。ケアプラン作成のため、ケアマネさんが自宅に来てくれることになりました。

しかし、ここでまたしても父が…

ケアマネさん:「デイサービスなど、いかがでしょうか? 体操や他の方との交流もあって、気分転換になりますよ」 父:「デイサービスだぁ?! 年寄り扱いしおって! わしはそんな所には行かん!!」

…で、でたー! 頑固親父、再降臨!😂

これも想定内(?)と、ケアマネさんは笑顔を崩しません。「あら、最近のデイサービスは、昔のイメージと違いますよ。カラオケや囲碁もできますし、何よりお風呂が広くて気持ちいいんですって! まずは見学だけでもどうですか?」と、父の好きそうなポイントを巧みにアピール。母も「お父さん、お風呂だけでも楽になったら嬉しいわぁ」と援護射撃。

最終的には「…まぁ、風呂だけなら、考えてやらんでもない」と、渋々デイサービスの見学&週一回の利用を承諾したのでした。

エピローグ:頑固親父に訪れた、予想外の笑顔

さて、あの頑固親父がデイサービスなんて、続くわけがない…と、正直、私も母も半信半半疑でした。

最初の数回は、迎えの車の中でも、施設に着いても、仏頂面。スタッフの方にもぶっきらぼうな態度。(スタッフの皆さん、本当にごめんなさい&ありがとうございます…!)

ところが、数週間経った頃から、少しずつ変化が見え始めたんです。

母:「お父さん、今日デイサービスで囲碁仲間ができたって、ちょっと嬉しそうだったわよ」 私:「えっ、本当?!」

さらに数ヶ月後、デイサービスの連絡帳には「〇〇さん、体操も積極的に参加されるようになり、笑顔が増えました」「他の方とお話しされるのを楽しみにされています」といった嬉しい報告が!

先日、実家に帰った時、父がポツリとこう言ったんです。

「…案外、行ってみると悪くないな。風呂は広いし、話す相手もいるしな」

…泣いていいですか?!😭 あの頑固親父の口から、そんな言葉が聞けるなんて…!

リハビリ効果なのか、以前より足取りも少ししっかりしてきた気がします。何より、家に閉じこもりがちだった父に、「社会とのつながり」と「笑顔」が戻ってきたことが、家族として一番嬉しい変化でした。

介護サービスって、「お世話される」だけのものじゃないんですね。本人の「できること」を支えて、自信を取り戻したり、新しい楽しみを見つけたり…その人らしい生活を続けるための、力強い味方なんだと、今回の経験を通して、身をもって感じました。

【今回のドタバタから学んだ教訓】

  • 頑固親父には、真正面からぶつかるより、信頼できる第三者の力を借りるべし!
  • 調査当日は何が起こるかわからない!「困りごとメモ」は最強のお守り!
  • 家族だけで抱え込まない! 地域包括支援センター&ケアマネさんは神!
  • 諦めなければ、道は開ける! (…ことが多い!笑)

もし今、親御さんのことで悩んでいる方がいたら、一人で抱え込まないでくださいね。大変なこともあるけれど、きっと乗り越えられます! 周りの力も借りながら、一歩ずつ進んでいきましょう!


【皆さんの体験談も教えて!】

うちもこんなハプニングが!」「こんな風に説得しました!」など、皆さんの介護認定調査にまつわるエピソード、ぜひコメントで教えてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました! ちょっとでも、皆さんの心が軽くなったり、何かのヒントになったりしたら嬉しいです😊

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